ビジネスマナーという土台
定職に就けないまま大学卒業を迎えてしまった僕は「アルバイトを続けながら就活だ」とアルバイト先の地元スーパーにて、まだまだフレッシュな気持ちで働いていた。夏になり、現役の大学生に混じって説明会やセミナーに参加。書類審査の段階で落とされると就職浪人という自覚がいよいよ出てきた。アルバイトを続けている間も時間は残酷に過ぎて行く。ついにはアルバイトに対する気持ちまでもが荒み、特に接客態度についてチーフから注意されることが増えた。休日に古本屋へ資格の参考書を見に行った僕は、100円コーナーにビジネスマナーの本を発見し、馬鹿にした気持ちで表紙をめくると僕が忘れてしまっていた基礎のマナーがたくさん書いてある。僕はその本を買って帰り、読みふけった。マナーの練習をしようとアルバイト先で毎日少しずつ実践していると、チーフや他の部門の人からの評価が急に上がった。これは盲点だった。まずはビジネスマナーという土台を固めよう。